
「お気に入りのメガネの度数が合わなくなってきた」「傷がついてしまったレンズだけを換えたい」そんな悩みを抱えてはいませんか?
最近は多くの場合、フレームとレンズがセットで売られています。
しかし、購入したブランドの店舗が近くにないので、メガネのフレーム持ち込みをして他社でレンズだけ交換したいという方も多いのではないでしょうか。
このページでは、
- メガネのフレーム持ち込みをして他社でレンズだけ交換することはできるのか
- Zoff、JINS、眼鏡市場 各社の対応は?
- メガネのレンズ交換が安い店は?
などをまとめました。
結論から言うと、メガネのフレーム持ち込みをして他社でレンズのみ交換することはできます。
Zoff・JINS・眼鏡市場など各社の対応を記事内でまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
メガネのフレーム持ち込みを他社でする場合、レンズ交換ができる?

ほとんどの大手メガネ店では、他社のメガネフレームを持ち込んでのレンズ交換が可能です。
ただし、
- フチなしや特殊フレームなど、フレームの形状によっては対応できないものがある
- オーディオグラスだとできない場合がある
- ブランド物のサングラスはできない場合がある
というように、例外となるフレーム・グラスがあるので、その点は注意しましょう。
フレームの形状によってはできない
ほとんどのメガネ店でレンズのみの交換は可能です。基本的には、他社のフレームであっても対応してくれます。
しかし、フレームの形状や材質によってはレンズ交換ができない場合があります。
それはレンズとフレームが一体型になっていたり、特殊なレンズや工具を必要としたりする場合です。
また、稀少な素材のフレームや状態が悪いフレームも、交換中に破損の恐れがあるため受け付けてもらえにくいです。
たとえば、以下に該当する場合は、レンズ交換を断られるか、追加料金がかかる可能性があります。
- ツーポイント(いわゆるフチなしメガネ)
- カーブが強いフレーム
- レンズが大きいフレーム
- 金やプラチナ、べっ甲、木製、角製など、特殊な素材のフレーム
- 傷、ヒビ、歪みがあるフレーム
現物を持参し、あらかじめ実店舗で確認してもらうのがベターです。
オーディオグラスだとできない場合がある
オーディオグラスには、レンズ交換が出来るものとできないものがあります。
オーディオグラスとは、メガネやサングラスにスピーカー機能が付いており、Bluetoothでスマートフォンなどに接続できるメガネです。
耳を塞ぐことなく音楽再生や通話ができ、注目を集めています。
そんなオーディオグラスに、自分の視力の度にあったレンズを入れたり、サングラスに変えて外でのランニングを楽しんだり、在宅勤務用にブルーライト仕様に変更したりできるといいですよね。
しかし、オーディオグラスはそもそもレンズが取り外せない種類もあり、レンズ交換ができるのは正式に取り外しが可能なもののみです。
2023年9月時点で、レンズ交換に対応しているオーディオグラスは下記の3点になります。
- HUAWEI Eyewear
- Bose Frames
- Fauna
「HUAWEI Eyewear」は、全国のOWNDAYS店舗またはオンラインストアでレンズの交換ができます。
詳細は下記公式ホームページをご覧ください。
>>OWNDAYS×HUAWEI Eyewear|OWNDAYS
「Bose Frames」は、JINS店舗で度付きレンズに交換することができます。
詳細は下記公式ホームページをご覧ください。
>>よくあるご質問|JINS
「Fauna」は、レンズ交換を行っているお近くのメガネ店で交換可能となっています。
詳細は下記公式ホームページをご覧ください。
>>Q&A|Fauna
上記以外のオーディオグラスでも、レンズ交換ができたという口コミがありますが、未対応の種類の製品を改造すると保証対象外となってしまうため、自己責任で行う必要があります。
まずは、ご自身のオーディオグラスのメーカーや種類を確かめて、店舗に問い合わせてみてください。
ブランド物のサングラスはできない場合がある
ブランド物のサングラスはレンズ交換ができない場合があります。
サングラスは遮光のため、メガネに比べてカーブが強くなります。特に、デザイン性にこだわりのあるハイブランドのサングラスは、カーブがきつい特殊なデザインやレンズサイズが大きすぎるデザインが多くなっています。
上記の場合、レンズ交換ができない可能性があります。
しかし、カーブがきついフレームでも、レンズ交換を可能にする高い技術を持った専門業者もいます。
純正のロゴ入りレンズではなくなってしまいますが、お気に入りのブランドフレームを再び使えるようになるかもしれません。
メガネ店でのレンズ交換を断られたなら、サングラスのブランドに直接連絡するか、専門の業者を探すなどして対応しましょう。
Zoff・JINS・眼鏡市場でもレンズ交換は可能?

大手メガネチェーン店3社「Zoff」「JINS」「眼鏡市場」でも、フレーム持ち込んでのレンズ交換ができます。
各社の対応について下記表にまとめました。
Zoff | JINS | 眼鏡市場 | |
他社フレームのレンズ交換が可能か | ○ | ○ | ○ |
オンラインストアでの対応 | × | × | × |
ただし、素材や形状・状態によっては受けられないものもあるため、どの店舗も、最終的に実物を確認してからの対応を取っています。
レンズ交換を希望する場合、現物を持参して相談してみましょう。
レンズ交換についての詳細は各ブランドの公式サイトをご覧ください。
各社のレンズ交換対応について
メガネのレンズ交換が安い店は?

メガネのレンズ交換が安い店はどこなのか気になる方も多いと思います。
そんな方に向けて、実店舗・オンラインストアなど大手メガネチェーン店のレンズ交換料金を比較。
その結果、実店舗ならALOOKやOWNDAYS、オンラインストアならオンラインストアならレンズ交換.comという結果になりました。
実店舗ならALOOKやOWNDAYS
レンズ交換ができる実店舗では、ALOOKが最安値です。
ざっくりまとめると、ALOOKとOWNDAYSの料金は以下のようになっています(2023年9月時点)。
ALOOK | OWNDAYS | |
---|---|---|
標準レンズ | 3,300円 | 7,700円 |
薄型非球面レンズ | 6,600円 | 7,700円 |
遠近両用レンズ | 8,800円 | 11,000円 |
レンズによって料金が異なるため、詳細は各ブランドの公式ホームページをご覧ください。
レンズ交換料金について
どちらも実店舗の多いメガネチェーン店ではないですが、近くに実店舗がある方にはおすすめです。
オンラインストアならレンズ交換.com
最も安いオンラインストアは、レンズ交換.comです。
レンズ交換.comの料金 | |
---|---|
度なし | 999円 |
標準レンズ | 1,650円 |
薄型レンズ | 2,199円 |
遠近両用レンズ | 5,199円 |
郵送のやり取りに時間が取られることもあり、実店舗より手元に戻ってくるまで日数はかかりますが、優先加工オプションをつけることもできます。
フレームや視力についての相談がなく、急ぎでない場合は、安くレンズ交換ができるレンズ交換.comはいかがでしょうか。
メガネのフレーム持ち込みをしてレンズ交換するなら眼鏡市場がおすすめ!

結論として、他社のフレームを持ち込んでレンズ交換をするのなら、眼鏡市場をおすすめします。
眼鏡市場では、薄型や超薄型レンズや多焦点のレンズを希望する場合でも、追加料金なしの11,800円でレンズ交換ができます。
視力矯正に必要なレンズは一律11,800円なので、どんなレンズを選んでも予算オーバーすることがありません。
多くのメガネチェーン店では、内側から揺れや歪みを補正する内面累進の遠近両用レンズを採用しています。
しかし、眼鏡市場で採用しているのは、両面で補正をする両面設計遠近レンズです。
両面設計遠近レンズのような高性能レンズでも追加料金がかからないのはありがたいですね。
度数の強い方、遠近/中近/近々両用のメガネを作りたい方にぴったりです。
また眼鏡市場では、全店に高性能な全自動加工機を導入しています。よって、どの店舗でも多くの持ち込みフレームに対応することができます。
眼鏡市場は、店舗数が多く、さまざまなフレームに対応できる加工機を持つので、フレーム持ち込みのレンズ交換を間違いなく行えそうです。
何より、眼鏡市場では、レンズ交換だけでもメガネを購入したときと同じだけの保証がしっかりと付いてきます。
レンズの種類、値段、持ち込み他社フレームへの対応、保証など、総合的に見て、眼鏡市場がおすすめです。
まとめ
この記事では、メガネのフレーム持ち込みを他社でする場合、レンズ交換はできるかについてまとめました。
多くのメガネ店では他社のフレームであっても、レンズ交換をしてくれます。
しかし、レンズの取り外しができないものや特殊なレンズや工具が必要なもの、破損の恐れがあるものは対応不可な店舗が多いので、あらかじめ現物を持って実店舗に問い合わせに行くことをおすすめします。
自分に合った快適な見え方のレンズは、視力とイコールではなく、生活スタイルによっても変わります。
実店舗で視力測定やカウンセリングを受けることで、長く大切に使えるレンズに出会うことができます。
お気に入りのフレームに自分に合ったレンズを入れることによって、より快適で気分が上がるメガネ生活を手に入れることができるでしょう。
そのためには、価格だけではなく、レンズの種類やフレームを活かす技術、保証などにも考慮してお店を選ぶ必要があります。
この記事を読んで、お気に入りのフレームをよみがえらせてくれるお店を見つけ、快適なメガネ生活を送りましょう。