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フローリングで寝ると布団がびしょびしょになるときの原因と対策方法!

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フローリングで寝ると布団がびしょびしょになってイヤ!という人、必見です。

朝起きたらなんだか布団が湿っぽい・そんなに汗をかいてないのに布団が濡れているなど、あなたを悩ますストレス。

そこで、この記事では気持ちよく寝たいからこそ知っておきたい、フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる原因と対策をご紹介します。

原因と対策さえ分かれば、ストレスなく心地よい眠りを維持することができますよ♪

ぜひ、今夜から早速試してみてくださいね。

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる原因は?

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フローリングで寝ると、布団がびしょびしょになるのはなぜでしょうか。原因は大きく分けて3つあります。

  1. 寝汗により布団が湿気る
  2. フローリングと布団の間の温度差による結露
  3. 床材の通気性の悪さ

それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

1:寝汗により布団が湿気る

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる原因の1つ目は、寝汗によって布団が湿気るからです。

人は、寝ているときに200mlほどの汗をかいています。だいたいコップ一杯分の水分量を、一晩で汗として出しているのです。

「私は汗っかきではないから大丈夫」ではありません。

健康な大人なら誰しもが汗をかいているのです。代謝が良い人ならなおさらたくさんの汗をかきます。

多い人で500ml~800mlもの汗をかく人もいるのだとか。

このことからも、フローリングで寝ると布団がびしょびしょになるのは、汗による湿気が原因といえるでしょう。

2:フローリングと布団の間の温度差による結露

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる、2つ目の原因はフローリングと布団の間の温度差によって結露が発生するからです。

結露とは、空気中に含まれている水蒸気が水となってしまうこと。水蒸気は空気中にいられる量が決まっています。

温度差が起きることで、空気中にいられなくなった水蒸気が水となるのです。

真冬に窓ガラスが濡れているのを見たことがあると思います。窓ガラスが濡れるのは、部屋の外と中で温度が違い、逃げ切れなくなった水蒸気が水となるからです。

その現象は、フローリングと布団の間でも同じように起こります。

フローリングが部屋の外だとすると布団は部屋の中。フローリングは寒いのに布団は温かいとなると、温度差が生まれます。

すると、水蒸気が逃げれない!となって水(つまり結露)となり、びしょびしょという悲劇が生まれるのです。

3:床材の通気性の悪さ

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる3つ目の原因は、床材の通気性の悪さにあります。

フローリングは吸湿性がありません。簡単にいうと、フローリングは湿気を吸い込んでくれないのです。

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになる原因には、汗による湿気、温度差による結露がありました。

どちらも水分が逃げないことに要因があります。

もし、床材がフローリングではなく、畳なら湿気も吸い取ってくれますが(限界はあります)、フローリングには吸い取る性質がありません。

結果、水分の逃げ道である通気性も遮断してしまい、布団がびしょびしょとなってしまうのです。

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになるときの対策方法は?

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フローリングで寝たとき、布団がびしょびしょになるのを防ぐ方法は4つ。

  1. こまめな布団の上げ下げ
  2. 布団の下に敷くものを変える
  3. ベッドに変える
  4. 布団乾燥機を使う

これらを試すことで、不快きわまりない布団がびしょびしょ!という現象から解放されるでしょう。

それでは、詳しくみていきます。

1:こまめな布団の上げ下げ

フローリングで寝ても布団をびしょびしょにしないためには、布団を毎日上げ下げしましょう

布団を敷きっぱなしにしないことがポイントです。

布団を敷いたままにしておくと水分が逃げず、びしょびしょから解放されません。

溜まってしまう水分を乾燥させるために、フローリングと布団は寝るとき以外は離れ離れにさせてあげる必要があるのです。

正直毎日上げ下げするのはめんどくさいですが、一番手っ取り早い方法といえるでしょう。

2:布団の下に敷くものを変える

フローリングで寝たときに、びしょびしょになってしまう方は、布団の下に敷くものを変えてみるのもおすすめです。

布団の下に敷くもののおすすめ、期待できる効果などは「フローリングで布団の下に敷くもののおすすめ5選」の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

3:ベッドに変える

布団がびしょびしょになるストレスから解放されるためには、いさぎよくベットに変えることも一つの手です。

毎日の布団の上げ下げが必要なくなり、楽になります

ベッドなら、必然的に空気の通り道も生まれ、布団がびしょびしょになる原因だった通気性の問題はクリアできます。

また、布団が直接フローリングにつかないので清潔も保てるのもベッドにする利点といえるでしょう。

4:布団乾燥機を使う

布団のびしょびしょを簡単に解決したいなら、布団乾燥機を使うとよいでしょう。

布団乾燥機は、その名前の通り、布団を乾燥させてくれる機械です。ポチッと押すだけでまたたくまに布団を乾燥させてくれます。

  • 毎日上げ下げするのがめんどくさい
  • 花粉症だから外に布団を干したくない
  • とにかく楽したい!

こんな人には布団乾燥機はうってつけです。天気予報を気にすることもなくなります。

布団乾燥機を使えば、布団を乾燥させるだけではなく除菌もしてくれるメリットも。ダニ対策も一緒にできて一石二鳥です。

【おわりに】フローリングで寝ると布団がびしょびしょになるときの原因と対策方法まとめ

フローリングで寝ると布団がびしょびしょになるのは、寝汗・結露・通気性が原因でした。

快適に睡眠をとるには、こまめに布団を上げ下げしたりベッドに変えるとよいでしょう。

一番手間がかからない方法は、布団乾燥機を使うことです。

今では布団の下に敷く便利なアイテムもあります。自分に合った方法で、布団のびしょびしょとサヨナラしましょう!

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