
日常生活で使う機会の多い自転車ですが、壊れてしまった時に修理か買い替えか悩んでしまいますよね。
最近は低価格で高性能な自転車も多く、買い替えた方が修理するよりお得なのかも?と思うことも多いです。
今回は
- 修理か買い替えか悩む時のポイント
- 自転車の寿命や使用できる年数
- 子供用自転車の場合
についてお伝えします。
自転車を買い替えか修理か悩む場合は?

自転車を買い替えか修理か悩む場合は、見積もりを取ってもらい修理費が購入額の2/3以上かかる・安全面の心配がある場合は、買い替えがオススメです。
逆に言えば、購入額の1/3程度の修理費になるのなら直す価値アリです。
ただ、自転車に対して愛着があって手放したくない場合は、修理一択だと思います。
以下で詳しく説明していきます。
1:自転車屋で修理の見積もりを取る
自転車を修理するか買い替えるか悩んだ時は、まず、自転車屋さんで修理の見積もり金額を取ってもらうのがオススメです。
修理の見積もり金額を聞いて「安いな」と思えば修理を依頼すれば良いですし、「高いな」と感じれば買い替えを検討されるのが良いと思います。
2:修理の金額は購入額の2/3程度なら治す価値あり
自転車を修理するか購入するか、判断材料のひとつとして「購入金額と比較する」という方法があります。
一般的には購入額の2/3程度の修理費であれば、直す価値があるといえます。
例えば、購入金額が3万円の場合、修理の見積もり金額が2万5千円だったとすると多くの人が「高いな」と感じるのではないでしょうか。
しかし、購入金額が10万円だったらどうでしょうか?
同じ2万5千円の修理費を「安い」と感じるかもしれません。
修理するかどうか悩んだ場合には、購入金額と比較してみるのがオススメです。
3:修理費が2/3以上かかる・安全面が心配なら買い替えがおすすめ
修理費が購入額の2/3以上になる場合は、自転車を買い替えることがオススメです。
また、安全面に心配がある場合も買い替えが良いといえます。
安全面のチェックポイントとしては
- フレームに歪みはないか
- ブレーキの効きが悪い
- タイヤの空気がすぐに抜ける
- 走行しているときに異音がする
などが挙げられます。
安全面に不備があると事故やケガに繋がることもあるので、買い替えがオススメです。
自転車に乗れる年数・寿命は10年?

自転車の寿命に関しては、どのくらいの頻度でどのくらいの距離を走るか、また使用者の体重や走行スピードで、かなりのバラつきが出ます。
ほぼ毎日乗っている場合、自転車の消耗品パーツ(ブレーキやタイヤなど)の寿命は1~2年程度といわれています。
自転車の骨格でもあるフレームは素材によって、寿命に違いが出てきます。
素材 | 寿命(目安) |
---|---|
アルミ | 約3~15年 (新品同様の性能が保てる期間は3~5年) |
カーボン | 約5~10年 |
クロモリ | 約10~20年 |
あくまでも目安にはなりますが、約10年くらいが寿命といえるでしょう。
自転車の管理方法次第では、自転車の寿命を延ばすこともできます。
- 屋内で保管、駐輪する(雨風や紫外線による劣化を防ぐ)
- 定期的なメンテナンスを行う
- 振動、衝撃を与える走り方をしない
これらの方法を行うことで、自転車の劣化の速度を遅くしたり寿命を延ばしたりすることができます。
子供の自転車は成長にあわせて修理か買い替えを検討

子供用の自転車を修理に出すか、買い替えるか悩んだ時は、子供の成長に合わせて検討することが大切です。
- サイズが小さくなってしまった
- 自転車の破損が目立っている
- 新生活のタイミング(入学や卒業)
- 自転車に不具合がある
などの時は、買い替えが良いといえます。
また、子供の好きなデザインや好みが変わったときも修理ではなく、買い替えの方が良いかもしれません。
【おわりに】自転車の買い替えか修理か悩んだらどうする?乗れる年数や寿命まとめ
自転車を買い替えるか修理するか、悩んだ場合は自転車屋さんに見積もりを取ってもらい、購入金額と修理額を比べてみることが大切です。
乗れる年数、寿命、安全面などを考慮した上で修理か買い替えかを選択することが必要です。