
カップケーキやチーズケーキ、甘くて美味しいケーキは幸せな気持ちにしてくれます。
「持ち運んでプレゼントしたい!」と思ったときに、「保存方法はどうしよう?」「食中毒にはならないかな?」と心配した経験がある人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、常温で持ち運べるケーキについてご紹介します。
この記事を読むと、
- 常温で持ち運べるケーキはなにか?
- 常温保存NGなケーキはなにか?
- 食中毒に注意して、常温保存がNGなケーキを持ち運ぶときの方法はなにか?
がわかります。
ぜひ、参考にしてみてください。
常温で持ち運べるケーキはコレ!

買ってすぐに冷蔵保存できればいいのですが、そうはいかない場合もありますよね。
そんなときのために、常温で持ち運べるケーキの種類と注意点についてご紹介します。
常温で持ち運べるケーキは以下のとおりです。
- パウンドケーキ・カップケーキ
- ブラウニー・ガトーショコラ
- シフォンケーキ・スポンジケーキ
- アップルパイ・ベイクドチーズケーキ
パウンドケーキ・カップケーキ
パウンドケーキは、常温保存がオススメです。
冷蔵保存すると、パウンドケーキに含まれているバターが冷えて固まります。
本来の柔らかな触感が変わってしまうので、常温保存に向いています。
カップケーキは、商品にもよりますが、翌日までなら常温保存が可能です。
デコレーションの有無によっても保存方法が変わってくるので、チェックしてみてください。
ブラウニー・ガトーショコラ
ブラウニーは、涼しい時期であれば常温保存が可能です。
冷蔵保存しないことで、乾燥によるパサつきを防ぐこともできます。
ガトーショコラは、未開封の場合、常温保存が可能です。
開封後だとカビが生えてしまうこともあり、傷みやすくなるので、早めに食べきりましょう。
シフォンケーキ・スポンジケーキ
シフォンケーキは、その日のうちに食べきる場合、常温保存が可能です。
市販のもので保存料が含まれている場合、常温でも2~3日保存ができます。
スポンジケーキは、2日程度の常温保存が可能です。
ただし、高温多湿だとカビが生えるので、時期に気を付けましょう。
アップルパイ・ベイクドチーズケーキ
アップルパイは、その日のうちに食べきる場合、常温保存が可能です。
アップルパイは水分が多いので、傷みやすいケーキです。
その日のうちに食べきれなければ、冷蔵保存しておきましょう。
ベイクドチーズケーキも、常温保存の場合は、その日のうちに食べきりましょう。
クリームチーズが含まれているので、とても傷みやすいケーキです。
食べきれなければ、冷蔵保存してください。
常温保存がNGなケーキはコレ!

常温保存がNGなケーキには特徴があります。以下の3つをご紹介します。
- 生クリームを使用したもの
- フルーツを使用したもの
- ゼラチン・チョコレートなどを使用したもの
生クリームを使用したもの
生クリームは生乳を使用しているため、常温保存には不向きです。
基本的に要冷蔵であるということをおさえておきましょう。
フルーツを使用したもの
フルーツは水分量が多く、常温保存には不向きです。
ケーキに使用されているのはカットフルーツなので、より水分が出て、傷みやすくなります。
ゼラチン・チョコレートなどを使用したもの
ゼラチンやチョコレートは、熱に弱く、常温保存に不向きです。
それぞれある一定の温度を上回ると溶けだしてしまうため、常温保存は避けましょう。
【食中毒に注意】常温保存がNGなケーキを持ち運ぶときの方法!

これまで常温保存がNGなケーキをご紹介しましたが、どうしても持ち運びたい場合もあるでしょう。
ここからは、食中毒に気を付けながら持ち運ぶときの方法をお伝えします。
ポイントは次のとおりです。
- 2時間なら保冷剤
- クーラーボックスや保冷バッグ
- 夏場の持ち運びには注意
2時間なら保冷剤
夏場は要注意ですが、2時間程度であれば保冷剤の効果があるでしょう。
目安としては保冷剤1個につき30分程度ですが、保冷剤の数を増やせばよいというわけでもありません。
長くても2時間程度を目安にしてみてください。
クーラーボックスや保冷バッグ
クーラーボックスや保冷バッグは、外気温を遮断する効果があります。
保冷剤とあわせて使うようにしましょう。
夏場の持ち運びには注意
食中毒は、一年を通して起こりますが、夏場は増える傾向があります。
気温が高い夏はケーキが傷みやすいので、持ち運ぶ場合は保冷剤や保冷バッグなどを活用しつつも、短時間にとどめましょう。
【おわりに】常温で持ち運べるケーキはなに?常温保存NGなケーキは?今からの時期は食中毒に注意!まとめ
ここまで、常温で持ち運べるケーキや常温保存NGなケーキ、常温保存NGなケーキを持ち運ぶ際の注意点についてお伝えしました。
- 常温で持ち運べるケーキは、パウンドケーキやブラウニーなどいくつか種類がある。
- 常温保存がNGなケーキは、生クリームやフルーツの使用など、材料に特徴がある。
- 常温保存がNGなケーキを持ち運ぶ場合は、保冷剤や保冷バッグを併用する。ただし、夏場は要注意。
ご紹介した注意点に気を付けながら、常温で持ち運べるケーキを楽しんでくださいね。