
「妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにも栄養のある食事をとりたい」
そう思っていても、つわりなど身体の変化に伴い「食べたくない」「作るのもしんどい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
夜ご飯であれば家族のためにと多少の無理はできても、ひとりで食事することが多いお昼ご飯はできるだけラクしたいと思いますよね。
そこでこの記事では、
- 妊娠中、お昼ご飯がめんどくさいときの7つの対処法
- おにぎりだけ・パンだけ・コンビニ飯だけで過ごして大丈夫?
についてまとめました。
結論から申し上げますと、妊娠中でつらい時は簡単な食事でもOKです。ここからは、その理由について詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
妊娠中、お昼ご飯がめんどくさいときの7つの対処法!

妊娠中、お昼ご飯を作るのがめんどうくさいと感じている方におすすめの対処法は以下の7つです。
- コンビニでご飯・おにぎり・パンを買う
- お米だけ炊いてスーパーでおかず(惣菜)を買う
- テイクアウト、ウーバーイーツなどの配達を利用する
- 定期的にお弁当を届けてくれる宅配弁当を申し込んでおく
- レンジで作れる冷凍食品を買いだめしておく
- 休みの日におかずをまとめて作っておく
- お店で食べる(外食)
それでは、詳しくみてきましょう。
1:コンビニでご飯・おにぎり・パンを買う
妊娠中のお昼ご飯がめんどうな時は、コンビニでごはん、おにぎりやパンを買いましょう。
コンビニは身体に悪いのではないかと思われている方も多いかと思いますが、栄養面を考えて食べるものを選べばコンビニ食でも大丈夫ですよ。
お弁当やおにぎり、パンは炭水化物が偏りがちなので、野菜(サラダ)や果物、ヨーグルトなどをプラスで組み合わせるとバランスもよくなるのでおすすめです。
ただし、カロリーや塩分量には注意しましょう。
特に、総菜パンや菓子パンはカロリーが高いものが多いのであまりおすすめしません。
飲み物もあまり甘くないものを選ぶようにしましょう。
2:お米だけ炊いてスーパーでおかず(惣菜)を買う
お米だけ炊いてスーパーでおかず(総菜)を買うのも、おすすめの対処法です。
お昼ご飯のためにお米を炊くのはめんどうですよね。つわりでお米が炊きあがるにおいが苦手になった人も多いと言われています。
ですから多めに炊き小分けにして冷凍しておくのがおすすめ。
スーパーで購入する際はコンビニごはん同様、カロリーや塩分を注意してお惣菜を選ぶようにしましょう。
総菜は、揚げ物や炒め物が多いですがなるべく食べ過ぎないようにし、どうしても食べたい時は野菜や果物などをプラスするのがおすすめです。
また、妊娠中はビタミン、ミネラルが不足しがちです。
ビタミン、ミネラルを多く含む野菜類や海草類、豆類が入ったものを選ぶといいでしょう。
3:テイクアウト、ウーバーイーツなどの配達を利用する
妊娠中のお昼ご飯がめんどうになった時は、テイクアウトやウーバーイーツなどの配達を利用しましょう。
お腹が大きくなってきたり、つわりで苦しい時は、外出するのもつらいですよね。
そんな時でも、自宅まで配達をしてくれるウーバーイーツは妊娠中の強い味方。
妊娠中は、「これが食べたい!」と急に食欲がわく時もあります。
特につわり中で食べれない人にとっては、食べたいと思った時に食べたいですよね。
そんな時に、テイクアウトやウーバーイーツを利用しているという妊婦さんも意外に多いようです。
最近では、健康志向のメニューを積極的に取り入れている店も多くなりました。
添加物を必要としないメニューは、妊娠中の方も安心して食べることができるのではないでしょうか。
これまでは、お店に行かなければ食べれなかった料理も、ウーバーイーツというサービスが発展したおかげで自宅で気軽に食べれるようになりました。
お昼ごはんだけでなく、身体がきつく家族の食事も作れない時は、配達を積極的に利用しましょう。
4:定期的にお弁当を届けてくれる宅配弁当を申し込んでおく
最近では、定期的に食事(お弁当)を届けてくれるサービスも充実していますのでそれを使うのもおすすめの方法です。
妊婦の方におすすめの宅配弁当「ママの休食」は、容器ごとレンジで温めれば5分で完成するお弁当を配達してくれます。
1食に15種類以上の野菜が使われているのも嬉しいポイント。
お腹の赤ちゃんに栄養のあるものを届けたいと思っていても実際にどんなものをどれくらい食べればいいのかわからない人も多いですよね。
その点、こちらの「ママの休食」は、管理栄養士と産婦人科医が監修しており、添加物も使用していないので安心です。
買い物に行く、食器を片付けるなどのちょっとした手間が省けるのも宅配サービスのメリット。
妊娠中にお昼ご飯を作るのがめんどうと感じている方はぜひチェックしてみてくださいね。
5:レンジで作れる冷凍食品を買いだめしておく
妊娠中でお昼ご飯を作るのがめんどうな人は、レンジで作れる冷凍食品を買いだめしておきましょう。
パスタやピザ、チャーハン、おかずまで最近の冷凍食品は種類も豊富ですよね。
レンジで簡単にできるのも冷凍食品のメリット。
冷凍食品を妊娠中に食べてもいいの?とお悩みの方もいるかとは思いますが、妊娠中に冷凍食品を食べても問題はありません。
ただし、やはり選び方は気をつけたいところです。以下の2点を注意して選んでみましょう。
- 減塩や無添加を選ぶようにする
- 産地や認定証マークも確認する
妊娠中は、できるだけ食品添加物の少ないものがおすすめ。また塩分の摂りすぎもよくないため、減塩のものを選ぶように心掛けたいですね。
また、海外産のものは日本とは異なる基準の農薬が使用されていることもあるため、産地の確認は必ずしておきましょう。
日本冷凍食品協会の認定証マークがあるものは、安心して食べることができるでしょう。
最近では、自然解凍で食べられる冷凍食品もありますが、菌が発生する可能性があるため、妊娠中は必ず加熱して食べるようにしてくださいね。
6:休みの日におかずをまとめて作っておく
休みの日におかずをまとめて作っておくのも、お昼ご飯を作るのがめんどうな時の対処法です。
ご主人の休みの日であれば、買い物や調理も手伝ってくれるのではないでしょうか。
妊娠中は、体調も日によって違います。おかずをまとめて作っておくことで気持ちも楽になるのではないでしょうか。
もちろんお昼ご飯を作るのがめんどうな時のためにでもありますが、夜ごはんのために多めに作っておくのもおすすめです。
ただし、作る時は体調にいい時に。無理はしないようにしてくださいね。
7:お店で食べる(外食)
妊娠中、お昼ご飯を作るのがめんどうになった時は、外食をしましょう。
外食のメリットは、好きなものを食べることができ、調理も後片付けも不要なこと。
さらにご主人やお友達と外で食事をすることで気分転換にもなります。
ただし、塩分やカロリー、添加物やカフェインなどはできるだけひかえるようにしましょう。
主食、主菜、副菜を意識して選ぶとバランスよく食事をすることができますね。
刺激物も妊婦にはあまり良くないので避けることをおすすめします。
お店を選ぶポイントとしては、
- できるだけ自宅や病院に近いお店
- ゆったりと座れて落ち着けるお店
- 分煙をしているお店
妊娠初期は、まだ不安定でトラブルを起こしやすく、妊娠後期はいつ陣痛や破水がおこるかわかりません。
何かあった時にすぐに対応できるように、自宅や病院に近いお店がいいですね。
またお腹が大きくなると狭い場所が窮屈になります。ゆったりと座れてゆっくり食事ができるお店を選びましょう。
タバコは、ママにもお子さまにも悪影響です。できるだけ全席禁煙のお店がいいですが、どうしてもできない場合は、きちんと分煙しているお店にしてくださいね。
おにぎりだけ・パンだけ・コンビニ飯だけで過ごして大丈夫?

妊娠中に、おにぎりだけ、パンだけ、コンビニ飯だけでも基本的には問題ありません。
炭水化物は体を動かすためのエネルギー源となる重要な栄養素です。特に妊婦は多くのエネルギーを使うため炭水化物を控えることは母子の健康に影響を及ぼすかもしれません。
おにぎりだけ、パンだけになってもつわりで何も食べれない時期であれば、食べれるものを食べることを第一に考えた方がいいでしょう。
しかし、炭水化物の摂りすぎや食事の偏りはよくありません。
体調が良い日には、炭水化物プラス野菜や肉などのタンパク質、カルシウムや海藻も積極的に摂りバランスのよい食事を心がけましょう。
【おわりに】妊娠中お昼ご飯がめんどくさい!7つの対処法を紹介
ここまで、妊娠中にお昼ごはんを作るのがめんどうな人の対処法を紹介しました。
基本的に、妊娠中はバランスよく食事することを心掛けたいですが、身体の変化とともにそうはいかない日も多々あります。
1人で過ごすお昼ごはんはできるだけラクに済ませたいと思っている人も多いですよね。
身体が辛い時は、無理せずコンビニごはんやパンやおにぎり、食べれるものを食べましょう。
- カロリーには気を付けて
- 塩分を控え目に
- 添加物不要など安心できるものを
- 野菜や果物、ヨーグルトなどを組み合わせて
コンビニや外食、総菜や冷凍食品を利用する時は、上記4点を意識して食べ物を選ぶようにしましょう。