
小学校に入ると親から離れて行動したり、子供同士で遊びに行ったり、習い事で遅くなったりすることも増えていきます。
そこで、子供にGPSを持たせることを検討する家庭もあると思います。
小学校ではGPSは禁止されているのでしょうか?または許可が必要なのでしょうか?
GPSを持たせることは過保護なのか、なぜ必要なのかについても触れていきたいと思います。
今回、このページでは
- GPSの持ち込みは小学校で禁止されているのか
- 禁止されていない理由
- なぜGPSが必要なのか
- 子供用GPSのおすすめ4選
について書いています。
小学校でGPSの持ち込みを禁止しているところはほとんどなく、安全面を考慮してGPSを持たせておくのがおすすめです。
小学校へのGPS持ち込みは禁止されていない場合がほとんど

ほとんどの小学校は、GPSの持ち込みを禁止していません。
学校によっては学校側が契約しているGPSがあり、入学時にGPSを持たせるのか持たせないのかを選択できる場合もあるようです。
ただし、GPSを禁止している学校もあるので、通っている学校に問い合わせてみることがおすすめです。
「GPSについての説明はなかった」という場合も、子供にGPSを持たせる前に学校に問い合わせるのがベターです。
キッズ携帯は禁止や許可制の小学校も
GPSに対し、キッズ携帯を禁止している学校は多いようです。
または、「学校内で使用しない」などの条件付きで許可を出している学校もあります。
GPS内蔵のキッズ携帯もあるので、GPSとしてキッズ携帯使うことを検討している人は、通っている学校へ問い合わせてみましょう。
小学校でGPSが禁止されていないのはなぜ?

小学校でGPSが禁止されていない理由としては
- 通話やメール機能がないのでトラブルに発展しない
- 音が鳴らないので授業の邪魔にならない
という点があります。
詳しくみていきましょう。
1:通話・メール機能がないのでトラブルに発展しない
GPSには通話やメールの機能がなく、子供同士でやりとりする機会がないため、トラブルに発展しにくいといえます。
ただ、子供によってはGPSに興味を持って無意味に触ったり、遊び道具化してしまうおそれもあります。
GPSを子供に持たせるときは、「何のために持たせるのか」「どういうときに使うのか」ということを説明しておくのも、必要かもしれません。
2:音が鳴らないので授業の邪魔にならない
GPSは、通話やメールの機能がないため音が鳴りません。
そのため、授業中に誤作動したりマナーモードにし忘れたりして、音が鳴ってしまうという心配もありません。
つまり、授業の邪魔にならないということです。
GPSによっては音が鳴るように設定されているものもありますが、音が鳴らない設定も可能なので、安心ですね。
そもそも子供のGPSは必要?過保護ではない?

昨今、塾などの習い事で帰宅が遅くなる子供も増えていますし、GPSを持たせているから過保護ということにはならないと思います。
私が小学生だった頃は、「GPSを持たせている」という人は少なかった印象です。
また、集団登校・集団下校が当たり前の地域では「GPSを持たせるのは過保護では?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、最近では子供が巻き込まれる事件が多いのも事実です。
安全面を考慮するとGPSを持たせたほうが安心!
このご時世、安全面に考慮してGPSを持たせておくのは親の安心材料にもなります。
子供が巻き込まれる事件や子供を狙った犯罪も、残念ながら多い印象です。
また、友だちと遊んでいて帰りが遅くなることもありますし、習い事やクラブ活動などで暗い時間に帰ることもあると思います。
何かあったときに「あのときGPSを持たせていたら…」なんて後悔をしないためにも、GPSを持たせていた方が安心ですね。
子供用GPSの選び方

子供にGPSを持たせる場合、どのようなポイントで選ぶと良いのでしょうか?
今回は、
- 小型のキーホルダータイプなら紛失しにくい
- 位置情報の正確さ
- 月額無料で使えるものもある
という3つのポイントで見ていきます。
1:小型のキーホルダータイプなら紛失しにくい
GPSを子供に持たせる場合、紛失しにくい・なくさないことが重要視されます。
小型のキーホルダータイプならランドセルに付けておくこともできますし、ランドセルのポケットに入れておくこともできます。
あまりに大きなものだと持ち歩きには不便ですし、ランドセルがさらに重くなってしまうので小型のものがおすすめです。
2:位置情報の正確さも選ぶ時のポイント
何基の衛星に対応しているのか、4G/LTEに対応しているのかなど、位置情報の精度も子供用のGPSを選ぶ際の重要なポイントとなります。
GPSを持たせていても、位置情報の精度が高くないと「いざ」というときに正確な場所が分からない、という事態になってしまいます。
3:月額無料で使えるものも
子供用GPSのなかには「2台目以降の月額無料」というものもあります。
きょうだいでGPSを持つ場合や、通学用と習い事用など利用目的ごとにGPSを複数台所持すると、月額費用がかさむ場合もあります。
「2台目以降の月額無料」というサービスは、GPSを複数台持つことを検討されている人におすすめです。
また、「初月無料」や「〇か月無料キャンペーン」などもあるのでチェックするのも良いでしょう。
子供用GPSのおすすめ4選

子供用GPSでおすすめされている
- GPS BoT
- みてねみまもりGPS
- soranome
- Air tag
の4機種をご紹介します。
おすすめGPS1:BoTトーク
以前まで「GPS BoT」という名前でしたが生産を終了し、現在はBoTトークとして販売されています。
高精度のGPSや見守りAIが搭載されており、「耐衝撃」性能が付いていることが人気の理由です。
また、「トーク」という声を送り合える機能を持っています。
その他の特徴は以下のとおりです。
価格 | 5,280円(税込) |
月額料金 | 528円(税込) または 748円(税込) |
バッテリー持ち | 最長1か月超え |
耐久性 | 防水 防塵 耐衝撃 |
重さ | 50g |
おすすめGPS2:みてねみまもりGPS
みてねみまもりGPSの最大の特徴は、バッテリー持ちの良さです。
1回の充電で、最大で2か月間稼働することができます。
また、搭載されたAIが学校や習い事などの子供が「よく行く場所」を、みまもりスポットとして自動学習します。
その他の特徴は以下のとおりです。
価格 | 第2世代 5,280円(税込) 第3世代 5,808円(税込) |
月額料金 | 528円(税込) |
バッテリー持ち | 最大2か月間 |
耐久性 | 防水 防塵 |
重さ | 56g |
おすすめGPS3:soranome
soranomeの大きな特徴は、軽さです。
サイズは51mm×51mm×15mmとコンパクトで、重さはたったの39gです。
小さいながらも緊急時には、登録スマホに現在地を通知してくれる「SOSボタン」もあります。
また、本体はホワイトの1色ですが、付属品のシリコンカバーが4色(ブルー・ピンク・イエロー・グレー)あり、その日の気分で付け替えることができます。
その他の特徴は以下のとおりです。
価格 | 14,520円(税込) ※キャンペーンで価格の変動有り |
月額料金 | 539円(税込) |
バッテリー持ち | 最大1週間 |
耐久性 | 防水 防塵 耐落下(1.5m) |
重さ | 39g |
おすすめGPS4:Air tag
Apple社が開発した、落とし物を見つけるための「AirTag」をGPS代わりに使う人も多いようです。
ここで注意したいのは、AirTag自体にGPS機能はないという点です。
iPhoneなどのApple製品の端末アプリから位置情報を取得するため、Appleユーザーがいないと正確な場所を特定できません。
ただ、本体価格の4,780円(税込)以外に月額料金が発生しないというメリットがあります。
【おわりに】小学校GPSは禁止されてる?過保護ではない理由や子供におすすめGPSも紹介まとめ
小学生になり、親と離れる機会も多くなるとGPSを持たせることを検討する家庭も多いと思います。
今回の記事では
- GPS持ち込みは禁止していない小学校がほとんど
- キッズ携帯は禁止の場合がある
- 子供の安全面を考慮して、GPSを持たせておくのが安心
という点が分かりました。
また、おすすめのGPSとして「GPS BoT」「みてねみまもりGPS」「soranome」「Air Tag」を紹介しています。