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六麓荘に住む条件とは?1番大きい家は?

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兵庫県芦屋市にある高級住宅街、六麓荘(ろくろくそう)。本物のセレブが住む街ともいわれている六麓荘には、いくつものルールが定められています。

そこで本記事では世間が気になっている

  • 六麓荘に住む条件とは?
  • 町内会費はいくらする?
  • 六麓荘に住むには年収いくら以上必要?

など、豪華すぎる街・六麓荘について紹介していきます。

六麓荘に住む条件とは?

六麓荘に住む条件のイメージ画像

六麓荘に住む条件は次の5つです。

  1. 最低敷地面積が400平方メートル以上
  2. 個人の住宅一戸建て
  3. 建物の高さが1階か2階建て
  4. 敷地の4割以上を庭や緑地にする
  5. 町内会への入会が必須!町内会費や入会金も高額

ルールがたくさんあって驚きですよね。日本を代表する高級住宅街に住む条件を一つずつ詳しく見ていきましょう!

1:最低敷地面積が400平方メートル以上

六麓荘に家を建てるには400平方メートル以上の敷地面積と決まっています。一般の戸建て住宅の平均敷地面積が130平方メートルほどなので、400平方メートルがどれくらい広いかが分かりますね。

2006年度の芦屋市の条例改正以降の建築基準なので、それ以降に立てられた住居はすべて400平方メートル以上なければいけません。つまり、豪邸しか建てることができないということです。

2:個人の住宅一戸建て

六麓荘には個人用の住宅・別荘として一戸建てのみ建築が可能です。そのため、マンションやアパート、コンビニは六麓荘にはありません。

会社や自動販売機もなく、住民が住む豪邸だけが並ぶ街となります。驚くべきなのは電柱も地下に埋めて見えないようにしているのだとか。

豊かな自然と静かな生活環境が維持され続けている六麓荘は、きっとドラマの中のような世界が広がっているのでしょうね。

3:建物の高さが1階か2階建て

敷地面積以外にも、建物の高さが約10メートル・軒の高さは7メートルまでと決まっています。階数でいうと1、2階が高さの限度。

そのため、マンションやアパートなど高い建物は建てることができません。六麓荘は景観に配慮しなければならないため、屋根の色や壁の色も落ち着いた配色でないといけないのだとか。

そのおかげで、六麓荘には調和がとれた景気が並んでいるのです。

4:敷地の4割以上を庭や緑地にする

敷地の4割以上は庭や緑地にするという規定も六麓荘にはあります。さらに、緑地部分は10平方メートルにつき、

  • 高木:1本
  • 中木:2本

を、植える決まりも。街の品格を保つためとはいえ、かなり厳しいルールですよね。しかし、街の住人はこのルールに納得のもと住んでいます。

もともとは法的に強制力のあるものではなかったのですが、2007年以降、住民たちが市に働きかけて「景観保護条例」が施工されました。

条例化すれば景観を守ることも残すこともできるからなのだそうですよ。

5:町内会への入会が必須!町内会費や入会金も高額

六麓荘には町内会が存在し、住民は入会が義務付けられています。その町内会費が桁違い!

  • 入会金:50万円
  • 年会費:1万2千円/年
  • 積立金:6千円/年

一般的には数千円から高くても1万円ほどが町内会費の相場なので、相当高額だということが分かります。

六麓荘の高額町内会費には驚きが隠せませんが、豪邸が並ぶ高級住宅街だからこそ街並みを維持するのにもそれなりの費用がかかるのでしょうね。

六麓荘町に住むのにはどのくらいの年収が必要?

六麓荘に住むには年収はどのくらいいるのかのイメージ画像

六麓荘に住むには、年収の決まりはありませんが数千万以上の年収は必要です。2023年現在で六麓荘の基準地価(1㎡当たりの価格)は21万1千円。

六麓荘の最低敷地面積が400平方メートルなので単純計算しても、「21万1千円×400平方メートル=8,440万円」となります。土地代も含めると軽く1億円を超えるでしょう。

そのくらいの費用を出すことができる年収でなければ、六麓荘には住むことができないため低く見積もっても数千万円以上の年収が必要なのです。

六麓荘の1番大きい家は武田製薬の創業1族

六麓荘にある1番大きい家に住んでいるイメージ画像

六麓荘の中で1番大きい家なのは、武田製薬の創業1族です。「これは家ですか?」と思うほどに広く豪華な住宅を構えている武田家。

エントランスの「武田」の文字から玄関までの距離は、一般住宅では考えられないほど長い距離なのだとか。

敷地面積が広すぎて外からでは建物が見えないほど、六麓荘の中で1番大きい家と言われています。

【おわりに】六麓荘に住む条件とは?1番大きい家は?まとめ

六麓荘に住む条件は、

  • 最低敷地面積が400平方メートル以上
  • 個人の住宅一戸建て
  • 建物の高さが1階か2階建て
  • 敷地の4割以上を庭や緑地にする
  • 町内会への入会が必須!町内会費や入会金も高額

と、いくつもありました。

「六麓荘がヤバい」と言われている理由の記事でも記載しましたが、六麓荘は不便な割に住む条件が厳しく、別次元のお金持ちしか住めないことがわかります。

1番大きい家は武田製薬の創業1族であったり、イチローさんをはじめ数多くの有名人も六麓荘に豪邸を所有しています。

町内会費も50万と、桁違いのため数千万円以上の年収が無ければ住むことはできない六麓荘。

「六甲山の麓に東洋一の別荘地を作る」が六麓荘の由来にもなっていることから、今も街づくりにこだわる想いを受け継いでいるのでしょう。

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